インターネット受診予約
目からウロコな歯の話

日明あすか歯科クリニック

  • 〒803-0831
    北九州市小倉北区日明4丁目6-27
    TEL:093-231-6480
    FAX:093-231-6400
  • 医院前に専用駐車場3台あり

  • 診療時間:月~土 午前10:00~13:30 午後15:00~19:00(最終受付18:30) 休診日:水曜・日曜・祝日

仕上げ磨きから手が離れた10歳前後が危ない! 小臼歯のトラブル中心結節と3つの予防法

仕上げ磨きから手が離れた10歳前後が危ない! 小臼歯のトラブル中心結節と3つの予防法

むし歯でもない。歯茎のトラブルでもない。
それなのに前から数えて4・5番目の歯(小臼歯)のあたりが痛いと突然こどもが泣き出すかもしれません。

むし歯や歯周病以外にも歯が痛くなる原因があった!?
今回は少し聞きなれない「中心結節」のお話をお伝えします。

小臼歯ってなーに?

人の歯は左右対称に7本ずつ生えてきます(上下14本、お口全体で28本)
私たち歯医者さんは前から順番に歯に番号をつけます。
前歯が1番、続いて2番。糸切り歯が3番という具合です。(歯医者さんが検診で記録をとるとき番号をいってますよね)
小臼歯とは4番目と5番目の歯のことをいいます。

図1

5番目の小臼歯の噛み合わせのところに数%の確率で初めから突起がついて生えてくる場合があります。

この突起物を中心結節と呼びます。

中心結節は何が問題なの?

図2

多くの歯は図2のようにとんがっていません。
しかし中心結節があると突起の先の方まで神経が伸びています。(図1)

この突起は折れやすく、何かの拍子にバキっとなることもあります。
突起が折れることで感染がおき、歯髄炎という状態に陥ります。
これはむし歯が進行して神経まで達した状態と同じです。

詳しくは⇒「こどもが「歯が痛い」といったときは手遅れ!? 歯が痛くなるまで気づかない原因」

夜も眠れないほど激しい痛みに襲われます。
むし歯もなくきれいな歯なのに急に痛みがでた場合はこの中心結節の破折が原因であることがあるのです。


中心結節の破折による歯髄炎を防ぐ3つの予防法

予防法① 10歳前後までお口の中を見てあげる

大人の歯はだいたい6歳前後から生え始めます。このころはまだ仕上げ磨きをしてあげているママさんが多いと思います。

ですが成長するにつれて仕上げ磨きを嫌がるようになるかもしれません。
すると小臼歯が生えてくる10歳前後のころはこどものお口の中を見る機会が少なくなり、この「突起物」に気づかないことも多いのではないでしょうか?

誤解のないように繰り返し言いますが、中心結節が生じるのは数%です。
逆にいうとない子が多いです。ただ突起があった場合にできる予防策はあります。
中心結節の破折による歯髄炎は防ぐことができるのです。

なかなか難しいと思いますが、親子のコミュニケーションの1つとして10歳くらいまでは中心結節がないか仕上げ磨きを続けてあげられたら最高ですね。

予防法② とんがってるところを少しづつ丸めてあげる

歯は少しづつ刺激を与えると防御反応として神経のお部屋を狭めようとします。
これは外からの刺激から守るための反応です(第二象牙質の添加)。

中心結節の頭のところを3~4ケ月に1度のペースで丸めていきます。(0.1mm程度)
そうするとその刺激でとんがっている部分の神経守ろうと神経のお部屋を内側から狭めようとしていきます。

歯が完全に生える頃には突起がなくなって一安心というわけです。

予防法③ コンポジットレジンで突起が折れないように埋める

もう1つの方法はコンポジットレジン(CR)といってむし歯の治療に使用する特殊な樹脂を突起が折れないように溝に流し込みます。

周りから支えるわけですから当然折れにくくなりますね。
その後歯が生えてきたら噛み合わせのところがこすれて自然となじんできます。

レントゲンを見て神経の状態にもよりますが、あすか歯科では予防法②③を併用することが多いです。

まとめ

中心結節が折れて歯髄炎になてしまうと治療方法は神経をとるしかなくなります。
神経をとってしまうと歯の寿命が極端に短くなってしまい、将来歯を抜かないとならなくなるかもしれません。
とにかく中心結節の発見は早いにこしたことはないので定期的な検診(3ケ月毎)は欠かさないようにしましょうね。

上にもどる